当ニュースレターは世界の隠れたベンチャーを毎週配信するニュースレターです。
このニュースレターでは、
・一般的なメディアで注目されるアメリカのスタートアップのほか、
欧州、アジア、アフリカなど多岐にわたる地域の企業
・まだ一部の投資家にしか注目されていない隠れたポテンシャルを秘めた企業
・ブロックチェーンやAIなどの注目される分野でも
とりわけ新奇性が高い珍しいビジネスモデルを持つ企業
・一般人である私たちが利用するべき、暮らしや仕事を豊かにしうる
海外のサービス
を随時配信していきます。
なぜやるのか
株式会社Cuniform代表の田村です。営業、プログラミング、ライティング、映像制作、デザインができるマルチポテンシャライト(器用貧乏)です。
もともと私は敷かれたレールをど直線で往き続ける普通の学生でした。
そんな中で3年以上準備し100名以上のOBOG訪問で万全の準備を経た就活にもかかわらず、110社以上の企業からお祈りメールをいただきました。
その後将来を真剣に考え、大学を4年生で2年間休学しました。就活や院進学以外にも世界があると知り起業を志すようになり、多くの事業アイデアを発想・検証していきました。メンタルヘルス、ブロックチェーン、就活事業など…
紆余曲折を経て、まだClubhouseが日本に来ていなかった2020年6月より、音声SNS事業を手がけました。
しかし自社の完成、配信よりも前にClubhouseが日本に到来。流行の波が訪れ、 Clubhouseは一世を風靡しました。
そこで目の当たりにしたのは、ただ指を咥えてすごいすごいと悔し紛れにClubhouseを批評する日本人起業家たちでした。
サービスの質自体は非常に優れたものであるにもかかわらず、「まずは日本から」という罠にハマり、気づいた時には抜かされる。 彼らはその現実を認めたくないようにも感じとれてしまいました。
しかし一方で、世界で勝ち続ける日本人も数多くいました。Autify、メルカリ、シリコンバレーで戦い続けるAnyplaceやUber初期投資家ジェイソン・カラカニスからの調達に成功したRemotehourなど。
本来であれば私たちは世界で戦い、勝ち続けるポテンシャルを十分に秘めているのです。
歴史的にもそうでした。
太平洋上で東京タワーほどの大きさもある巨大な空母を運用し、アメリカと同格に殴り合いができた時代。
日本製品が世界を席巻し、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と叫ばれた時代。
その頃の日本はどこに行ってしまったのでしょうか。
ほんの30年で、たった30年で日本は弱くなりました。
以前日本の某ベンチャーキャピタルの方が言っていた言葉があります。
「 シリコンバレーやグローバル市場はオリンピックだ。だからわれわれはまず国内から戦う。」
本当にそうでしょうか?
草野球で優勝しても大リーグは目指せないのではないでしょうか。実際、日本語を話すのは世界人口比2%でしかありません。
最初から大リーグを目指さなければ、草野球でも甲子園でも勝てるはずがないと感じるのは私だけでしょうか。
Anyplace創業者の内藤さんは1社目にしてAnyplaceを創業しています。
Remotehourの創業者も50個のプロダクトを作り、最終的に今のアイデアに行きつきました。
つまり某VCの方は私には、「ただ目線が低いために世界を”狙っていない”。わが社には無理だ”と思っている”。」ように見えてしまったのです。
最初から世界で戦うこと。日本を獲ることを目指すこと。そこに大きな差はありません。
高みを目指せば目指すほど、視座も目標も上がります。
つまり本当は世界で勝てるはずなのに、最初から挑戦していない。それが本当に本当に悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。
私は日本が大好きです。もう一度、強い日本、豊かな日本を取り戻したい。
小さい世界の片隅に留まるのではなく、日本人がもっと世界のスタートアップ環境で暴れまくる環境を作りたい。
スタートアップどの国においても大きな経済的インパクトをもたらし、国のGDPをも左右するポテンシャルがあると信じています。
だからこそ衰退の一途をたどる我が国を回復させ、未来に残してゆくためにも、我々には最初からグローバル水準で事業を展開し、拡大させてゆく「責任」があると考えています。
過去に血の滲むような努力をつづけた先人の意を汲んで、私たちが良き時代を築き、高みを目指してゆかなければ、現状維持では衰退の一方です。
しかし世界で挑戦する上でも、英語がわからない。海外の優れた開発ツールを用いればスピーディになるのに、知らないためにタイムロスが生まれている。そんな海外の情報と日本の情報ギャップに課題を感じたのです。
そういった経緯から当ニュースレターを構想するようになりました。
とりわけ直近の調達の状況を見ていると、未来のトレンドを先取りしているかのようにしか見えない企業やビジネスモデルも多数あります。 これらを日本人の他の人々に先んじて借りれば、圧倒的に他の人たちよりも差がつけられる。
そんな少しでも我が国と海の向こう側とのテック格差を埋めたいとの思いで当ニュースレターを始めました。
ちなみに当ニュースレターも、米国のオンラインアクセラレーターであるPioneerに出場しています。参加者同士が評価し合い、オンラインで参加可能なPioneerでは、世界50位にランクインすると米国での登記や資金調達支援などを受けられます。
だれでも世界で挑戦し、勝ち続けられるという証明をこのニュースレターをもって行ってゆくつもりです。
誰の?どんな課題を?どのように?をシンプルに
当メルマガはシンプルさにこだわっています。つまり一目でどんな企業がどんなビジネスモデルを取り入れているのかわかるように設計しています。
構成は国や調達額などの基本情報と、「誰の」「どんな課題を」「どのように」+備考
以上です。1分で企業を網羅できる構成を意識しています。
そのため、
・起業を考えているがビジネスモデルが思い浮かばない人
・将来のトレンドを知りたいがCrunchbase Japanが終了してしまって苦しい海外スタートアップマニア
・日系企業にいながら革新的な世界のビジネスモデルに学び新規事業開発に生かしたい人
などを対象に、日本人の海外スタートアップに対する地力を高め、ビジネスモデルやスタートアップを掘り下げるなどの材料になれば幸いだと考えています。
なお、メルマガでは50社は配信されません。
毎週50社を確実にお知りになりたい方は、 月額550円でサブスクリプションする必要があります。
サブスクを行う場合は、毎週50社のPDFファイルが添付されます(イメージ)↓
このメールマガジンを通じて、 1人でも多くの方の目線が上がり、世界で戦い勝ち続けられるかもしれない、という言う気持ちを抱くならば幸甚に存します。